【U12.A】JFA第48回 全日本U-12 サッカー選手権大会 長野県大会
2024年9月28日
筑北サッカー場
ついにこの日を迎えた。待ちに待った特別な日。
勝利か。敗北か。
一発勝負のトーナメント。
想定外も起こり得る。上手くいくとは限らない。
どこで終わるかわからない。
だから全力で挑むだけ。
これまでの長い年月。
誰が欠けてもこのクラブチームは成立しない。
A・B共に全員でここまで成長してきた。
さぁ、息子たちよ。元気いっぱい暴れてこい!
試合結果【第1試合】
VS 茅野市玉川サッカースポーツ少年団 ◯ 11-0
さすがに初戦は緊張感が半端ない。
応援団も顔がこわばる。
何が起こるかわからない。
だからこそ、全員気持ちをひとつに戦い切った。
試合結果【第2試合】
VS アルティスタ浅間U-12A ◯ 1-1(PK3-2)
これはまずい。アレと戦うのか。
この試合が最後になるかもしれないと保護者は感じた。
しかし、試合前の監督・コーチ、そして息子たちの顔つきは違った。
こいつら勝つ気だ…。
そして始まった。もう戻れない。
保護者は覚悟を決めた。
不安な気持ちを吹き飛ばすかのように馬鹿でっかい声で応援した。
そして、あのコーチも見届けに来てくれた。
前半0−0
行けるぞお前達!
後半戦。
相手は凄まじい威力のシュートと高さを武器にゴールに襲いかかる。
恐れていたコーナーキックからの失点。
この強者から1点を奪い返すのは至難の業か…。
しかし、君たちは違った。
もう失点くらいじゃ動じない。
魅せてくれるぜ同点ゴール!
後半終了。
まだ、終わっちゃいない。
そして、PK戦へ。
キッカー達よ。君たちはどんな心臓を持っているんだ。
そして、キーパーよ。君にはどんな未来が見えているんだ。
最高の試合だった。ありがとう。
お前たちの時代はまだまだ続く。
いつもの笑顔はそこに無し。
この気迫をみろ。そして俺をみろ。
絶対に諦めない男。諦めの悪い男。
そう、優勝しても悔し涙を流した男。
「どうだ!これが本当の俺様だ!!」
No.1
言葉にならない奇跡の連続。
しかし、それは何度も何度も起きた。
そう、それは奇跡ではなく。
お前の実力なんだ!
最大級に緊張する場面。
全ての思い、全ての願いを君に託した。
これまでの苦難を乗り越えここに立つ。
監督は全てを託し、君を3人目に選んだ。
張り詰める空気のなか、振り切った。
それはまさに「石に立つ矢」イシにタツヤ
お見事!石に立つ矢:一念を込めてやればどんなことでもできること。
たくましいぞ息子たち
1+1=2〜〜って、なんか弱そうでしたが…。実は強かった。
監督だって気合十分さ
仲間と勝ち取った大勝利(この物語はまだまだ続く)
だるま様
息子たちの勇姿を見守ってください。
そして、息子たちの夢を叶えてあげてください。
初戦が終わり、あの子に聞いた。
「緊張したか?2戦目もやれる?」
「相手半端なく強いぞ。負けたら終わりだよ。」
その子は真面目な顔で言った。
「次も負けないさ。」
「負けないから 終われない。」
「負けないから 終わらない。」
そして2戦目を勝利し、彼は言った。
「言ったでしょ。負けないから終わらないって」
全くだ。まだまだ、終わってない。
この野郎…泣かせてくれるぜ。by 監督の息子の名言